イベルメクチンがコロナ治療薬として認可されない理由とは

イベルメクチンに関しては、効果があった、なかった、両方の報告があります。

実際にはどうなのか、できるだけ冷静に調べていくと、やはり、重症化を減らす、軽から回復、といった結果が多いようです。

私自身は、「なぜイベルメクチンがコロナの治療薬として認められないんだろう?」という個人的な疑問にモヤモヤしていましたが、↓↓↓この記事↓↓↓ を読んでスッキリしました。参考になると思います。

ヒューモニー特別連載

「標準治療とイベルメクチン」
自治医科大学附属さいたま医療センター副センター長:
讃井將満(さぬい・まさみつ)教授
2021年06月14日 掲載
ページ後半~最後の方に説明があります。

この讃井先生の記事から、イベルメクチンに関するところだけ、抜粋しました。

寄生虫疾患の薬として承認されているイベルメクチンについては、新型コロナ感染症への有効性を示す研究報告が複数あり、非常に注目されています(一方で、否定的な論文もあります)。ただし、これらの研究報告はエビデンスレベル(研究の質)としては低い観察研究が多く、大規模なRCTによって有効性を示す結果はまだ出ていません。したがって、科学的・客観的に考えれば、現時点でイベルメクチンが標準治療にならず、保険診療としても承認されないのは妥当だと思います。

実際、臨床の現場でイベルメクチンを使用している医師は現在も少数派のようです。厚労省ではかなり早い時期(昨年5月)にイベルメクチンの適応外使用を認めたので、診療報酬を「切られる」心配がないにもかかわらずです。極論すると、医師の中には、目の前の患者を救うためにいい意味でも悪い意味でもあらゆる方法を使いたいタイプと、あくまで科学的データで得られた標準治療に則って最善の治療を目指すタイプがいるのですが、やはり多くの医師はエビデンスレベルを注視しているのだと思います。

とはいえ、問題もあります。

イベルメクチンの大規模RCTが実施されないのは、製薬会社が試験に積極的ではない面があるからです。その背景には、既存の薬、とくにイベルメクチンのように薬価が安い薬では、仮に承認されて広く使われるようになっても、それほど大きな利益が期待できないという事情があります。しかも、大規模RCTには相当なコストがかかりますので、インセンティブが働かないのです。

個人的には、現状承認されていないことは妥当だと考える一方で、イベルメクチンに可能性がないとは思っていません。

イベルメクチンは、すでに寄生虫疾患の薬として世界中で広く使用され、その安全性は高いと考えられるでしょう。しかも薬価が安い。そういう薬は試してみる価値はあると思うのです。もし新型コロナ感染症に効くのであれば、それは医学がこれまで積み上げてきた人類の財産ということになります。じつは、同じように開発当初の目的とは異なる病気に対して効果が示され標準治療として定着した薬は相当数あります。イベルメクチンについても、エビデンスレベルの高い大規模RCTで有効性が示されることを期待したいと思います。

引用:ヒューモニー特別連載 第55回 標準治療とイベルメクチン

 

大村智北里大学特別栄誉教授のお話

最後に、エバーメクチンの開発者、大村智北里大学特別栄誉教授によるイベルメクチンのお話にリンクしておきます。

ノーベル生理学医学賞を受賞した大村智北里大学特別栄誉教授

ノーベル生理学医学賞を受賞した大村智北里大学特別栄誉教授
文芸春秋の記事より

 

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