イベルメクチンを主成分とした医薬品:ストロメクトール錠3㎎の飲み方について、
「くすりのしおり」からの引用です。ご参考に。
コロナ感染に用いる場合、後述しますが、服用方法が変わってきます。
特に、私のようにイベルメクチンのジェネリック薬12mgなどを個人輸入した人は注意が必要です。
ストロメクトールの服用方法
腸管糞線虫症:通常、成人は1回当たり主成分として約200μg/kgを2週間間隔で2回空腹時に水で服用します。
疥癬:通常、成人は1回当たり主成分として約200μg/kgを空腹時に水で服用します。本剤は1錠中に主成分3mgを含む製剤です。いずれの場合も、必ず指示された服用方法に従ってください。飲み忘れた場合は、気がついた時の空腹時に1回分を飲んでください。絶対に2回分を一度に飲んではいけません。
誤って多く飲んだ場合は医師または薬剤師に相談してください。
イベルメクチンを個人輸入した場合
ストロメクトールのジェネリック医薬品を個人輸入した場合、どういう飲み方がいいのか、横浜の杉原クリニックのQ&Aが参考になりますので、引用・紹介させていただきます。
医療法人杉原クリニックのQ&A
12㎎の錠剤の場合、どうしたらいいか、最後に回答があります。
質問
イベルメクチンを個人輸入で購入しましたが、飲み方が分かりません。教えていだけないでしょうか。
回答
現在、非常に、電話でのお問合せが多くなっているのが、イベルメクチンです。しかし、日本では治験が開始されたばかりのため、新型コロナウイルスに対する効果は、不明です。また、国内向けのプロトコルもありません。
杉原クリニックでは、Front Line COVID-19 Critical Care Alliance(FLCCC)のプロトコルをもとに、治療を行っています。当院以外で、新型ウイルスの治療目的で服用される場合は、必ず医師等にご相談ください。
新型コロナウイルス・投与方法・使用方法
服用量の目安:0.2㎎/㎏で計算
イベルメクチンの服用方法 体重 服用量の目安 15~24kg 3mg:1錠 25~35kg 3mg:2錠 36~50kg 3mg:3錠 51~65kg 3mg:4錠 66~79kg 3mg:5錠 80~90kg 3mg:6錠~ ※以降体重1㎏あたり約200μgを追加(体重15Kgにつき3㎎の場合1錠)
注意
個人輸入では12㎎錠が多いようですが、9㎎にするには4つに割る必要があります。しかし、実際は困難であるため、体重が43㎏までの方は、6㎎(半錠)、43~50㎏までの方は、12㎎(1錠)で、いいと思います。
※ 体重が15㎏未満の子供は服用できません。
予防および早期の外来患者治療に関するプロトコル(FLCCC)
予防:0.2㎎/㎏を初日と48時間後に1回、その後2週間ごとに服用
軽症~中等症:0.2㎎/㎏を1日1回5日間、または回復するまで例.体重50㎏の方は、3錠を5日間内服
※食前または食後に服用、1日1回なので、朝、昼、夕は自由です。ただ、朝内服したら、翌日以降も同じにして下さい。■注意事項
・高齢者への安全性は確立されていません。
・イベルメクチンに対し過敏症、既往歴のある方やアレルギーの方は服用できません。・胎児への影響は不明のため、妊娠中、妊娠予定の方は服用前に必ず医師にご相談ください。
・母乳に移行する可能性があるため、授乳中の場合も同様に、服用前に必ず医師にご相談ください。以上、医療法人杉原クリニックのQ&Aより
FLCCCとは
FLCCCとは、Front Line COVID-19 Critical Care Allianceの略。
(コロナの予防と治療のための人名救助プロトコル)
その使命について、FLCCCの日本語サイトの説明では、
「コロナウイルスのパンデミックの始まりである2020年XNUMX月に一流の救命救急専門医によって結成されました。Front Line COVID-19 Critical Care Alliance'は現在、501(c)(3)非営利団体であり、感染を防ぐための非常に効果的な治療プロトコルの開発に取り組んでいます。 COVID-19 そして、病気にかかっている患者の転帰を改善すること。」とあります。
FLCCCは2021年6月5日に、日本オリンピック委員会に対して、
「イベルメクチンを中心としたプロトコルにビタミンを加えたものにより,病気のすべての段階を予
防・治療できることが,何十もの査読を経た研究成果で明らかになっています。」
との提言を行っています。
https://kitasato-infection-control.info/swfu/d/ivermectin_20210616_j.pdf
この提言(PDF)では、コロナの予防の場合、早期自宅療養の場合などに分け、イベルメクチン、ビタミンD3、メラトニンなどの服用量が明記されています。
オリンピック委員会では採用にはなりませんでしたが・・・。
私と家内が実際に服用した量は?
まつ爺@薬剤師のコロナ対策こと、私と家内が実際に服用したのは1錠だけ。
2人ともコロナには感染していないので、予防というか、試しに 飲んでみた、というのが実際です。
私(体重70kg):12㎎1錠を夕食後に飲みました。
家内(体重45kg):12㎎1錠を夕食後に飲みました。
元々、元気だったわけですから、飲んだ後も変化はありませんでした。体が変調をきたしたり、何らかの副作用もありませんでした。
食後に飲んだのは、副作用のことを考え、吸収率の高い空腹時より、食後の方が無難だろう、ということです。
ほとんどの薬は食後の服用となってますが、それと同じことです。
コロナ感染の場合、1日1回、5日間服用(FLCCCのプロトコル)となってますが、私の場合は、陽性になっただけなら1錠飲んで様子を見てみようと考えています。
また、軽症の段階なら、1錠飲んで、翌日、改善が見られず、副作用もなければ飲む、といった具合で、様子を見ながら服用するつもりです(あくまで個人的な考えです)。
3日連続、5日連続というのは、医師の診察があっての服用方法ではないかと考えています。
メモ
ストロメクトール(有効成分:イベルメクチン)は空腹時に服用となってますが、長尾先生によると、空腹時の服用は血中濃度が安定するが、血中濃度が上がるのは食後だと仰ってられます。そして、脂っこい食事をした後に飲むことでさらに血中濃度が上がりやすくなる、とのことです。
イベルメクチンは脂溶性なので、油ものと一緒に吸収されて血中濃度がより上がる、のだそうです。
また、脂肪細胞が多い人(例えば、太った人)がイベルメクチンを飲んでも、脂肪細胞に溶けて、全部脂肪に蓄積してしまう、とのことです。
長尾和宏コロナチャンネルより